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Coins

配点 : 100100

問題文

NN を正の奇数とします。

NN 枚のコインがあります。 コインには 1,2,,N1, 2, \ldots, N と番号が振られています。 各 ii (1iN1 \leq i \leq N) について、コイン ii を投げると、確率 pip_i で表が出て、確率 1pi1 - p_i で裏が出ます。

太郎君は NN 枚のコインをすべて投げました。 このとき、表の個数が裏の個数を上回る確率を求めてください。

制約

  • NN は奇数である。
  • 1N29991 \leq N \leq 2999
  • pip_i は実数であり、小数第 22 位まで与えられる。
  • 0<pi<10 < p_i < 1

入力

入力は以下の形式で標準入力から与えられる。

NN

p1p_1 p2p_2 \ldots pNp_N

出力

表の個数が裏の個数を上回る確率を出力せよ。 絶対誤差が 10910^{-9} 以下ならば正解となる。

3
0.30 0.60 0.80
0.612

表の個数が裏の個数を上回るような各ケースの確率を計算すると、次のようになります。

  • (コイン1,コイン2,コイン3)=(,,)(コイン 1, コイン 2, コイン 3) = (表, 表, 表) となる確率は、0.3×0.6×0.8=0.1440.3 \times 0.6 \times 0.8 = 0.144 である。
  • (コイン1,コイン2,コイン3)=(,,)(コイン 1, コイン 2, コイン 3) = (裏, 表, 表) となる確率は、0.7×0.6×0.8=0.3360.7 \times 0.6 \times 0.8 = 0.336 である。
  • (コイン1,コイン2,コイン3)=(,,)(コイン 1, コイン 2, コイン 3) = (表, 裏, 表) となる確率は、0.3×0.4×0.8=0.0960.3 \times 0.4 \times 0.8 = 0.096 である。
  • (コイン1,コイン2,コイン3)=(,,)(コイン 1, コイン 2, コイン 3) = (表, 表, 裏) となる確率は、0.3×0.6×0.2=0.0360.3 \times 0.6 \times 0.2 = 0.036 である。

よって、表の個数が裏の個数を上回る確率は、0.144+0.336+0.096+0.036=0.6120.144 + 0.336 + 0.096 + 0.036 = 0.612 です。

1
0.50
0.5

例えば、0.500, 0.500000001, 0.499999999 などを出力しても正解となります。

5
0.42 0.01 0.42 0.99 0.42
0.3821815872